母の幸福論
先日実家帰省した時に、ちょうど29歳になった。
私の周りでは相変わらずの出産ブーム。
一方、33歳で結婚するから後4年は自由を謳歌してやる〜と何の根拠もない自信に満ち溢れている私。
ふと、母に聞いてみた。
私はしばらく結婚もしない(出来ない)から、孫を見せてあげられないけれどどう思う?母自身の願望とかある?ぶっちゃけ。
ん〜〜お母さんはね〜〜そりゃ孫が産まれたら産まれたで楽しいだろうし、嬉しいと思う。
けどそれは他人の事情でしょ?
お母さんの幸せじゃなくて、娘の幸せに便乗させてもらえたらラッキーぐらい。
結婚なんかお母さんがどうこうできるわけじゃないし、子供なんて特に。
だからお母さんはよその事情に口突っ込むおばさんにはなりたくないなあ。
正直、ちょっと驚いた。
田舎だし、実家の親戚づきあいも律儀にこなす人なので家族という枠をもう少し密に考えている人間だと思い込んでいた。
しかし娘を他人とバッサリ言い切る母。
この、距離感と自立精神が私にはとても居心地良く感じた。
ヒステリック農業好きツイッターおばちゃんの娘でよかったなと思った。